2004年5月12日という日
2004年5月12日 daily今日は書くことないから1日のことを書いてみよう。
正午。
カラスがうるさくて目が覚めた。
「あ〜ぁ、また寝すぎたよ」
そんな独り言を呟きながらソファーへ座った。
…
…
…
!?
「いかん、いかんまた寝てしまった」
眠たい目をこすりながらテレビをつけると『いいとも』はすでに始まっていた。
テレビから流れる声を聞きながらいつものブルージーンズに足を通し、プリント付きの白いTシャツに着替える。
朝起きてその日に着ていく服を選ぶのは毎日の小さな楽しみだ。
いつの間にか『いいとも』はコーナーが変わっていた。
「タモリさんも頑張ってるんだから自分も頑張らなきゃ!ファイト!ファイト!」
なんてことは微塵も思わなかったが、部屋を出て足早に洗面所に向かい、歯を磨き、顔を洗い、髭を剃る。
「そういえば、子供の頃イチゴ味の歯磨き粉とかあったなぁ」
なんてことも考えるはずはない。
部屋に戻ってメシをどうしようか悩んだ。
「昼起きなんだから家にある物を適当に食えばいいんだよ」とkeiの声。
「何かパン食べたくない?やっぱパンだよ」
と別のkeiの声。
二人は激しく言い争いだした。
俺の中で葛藤が始まる。
「こ、これはどうするべきか…」
すでに悩み始めて30分が経過していた。
そんなこともやっぱりない。
迷わず駅のパン屋へ。
いつも食べてるパンを買い、ついでにサラダを買って帰る。
コップに野菜ジュースを注ぎパンを食べ始め、ふとテレビを見るとすでに『ごきげんよう』になっていた。
「しまった!部活忘れてた。」
といっても最初から休むつもりだったから関係ないのだ。
水曜は部活のことを考えて5限だけにしてある。
部活へ行かないとこれほど暇な日はない。
メシを食べ終え、洗濯したり、掃除機かけたり、ネットをいじったりして三時まで過ごした。
相当授業までは時間があったが、薬をもらいに診療所に行くため早めに家を出ることにした。
どうやら風邪を引いてしまったらしい。
「ごほごほ、ごほごほ、ぐえ〜・・・」
時たま吐きそうな位の咳をすると泣きたくなる。
寒そうだから黒のカーディガンを羽織り、コンバースを履く。
靴紐が汚れている。
その汚れで過去のことを思い出したりはできないけれど、毎日自分はちゃんと歩いて、生きているんだって思った。
部屋を出るとちょうど同じ大学の先輩に出くわし、バイクに乗せてってもらうことになった。
天気はいまいちなものの、5月の風は心地良い。
いつもとは違う目線で周りの景色を眺めながら学校へ向かった。
診療所へ行き薬をもらって、
「時間もあることだし、勉強でもしよう」
と、一目散に図書館へ。
まさか、そんなはずはない。
一応勉強道具は持ってきたけど、持ってきただけで満足な俺。
ちょっぴりかわいい。
結局授業が始まるまで、学校のパソコンを借りてホームページをいじってしまった。
本日唯一の授業に行き、学校の中では、ほぼ唯一の友達が来てない事に気付くと無性に悲しくなった。
いや、一瞬の悲しみだったな。
特には気にしない。
1コマのためにわざわざ来たのに、しっかり寝てしまった。
久しぶりに授業で寝たなぁ。
これはほんと。
僕まじめなんだから!!
授業が終わってようやく今日一日何にもしてないことに気が付いた。
「・・・」
「本でも買いに行こう」
池袋に行くため市ヶ谷の駅に向かった。
途中で野良猫にあった。
喋ってみたかったが、当然無理だった。
分かっていたけど、そんなことがもどかしかった。
信号を待ちながら、何気なく見上げた空はほんの少しオレンジ色に染まっていた。
俺はそんな瞬間が好きだ。
ほっとする。
自分にも明日は確実に来るだって実感できる。
明日の自分はいまごろ何してるんだろう。
なんてこと考えるより、早くうちに帰って友達とスーファミやらないとな!!!
って感じでした。
正午。
カラスがうるさくて目が覚めた。
「あ〜ぁ、また寝すぎたよ」
そんな独り言を呟きながらソファーへ座った。
…
…
…
!?
「いかん、いかんまた寝てしまった」
眠たい目をこすりながらテレビをつけると『いいとも』はすでに始まっていた。
テレビから流れる声を聞きながらいつものブルージーンズに足を通し、プリント付きの白いTシャツに着替える。
朝起きてその日に着ていく服を選ぶのは毎日の小さな楽しみだ。
いつの間にか『いいとも』はコーナーが変わっていた。
「タモリさんも頑張ってるんだから自分も頑張らなきゃ!ファイト!ファイト!」
なんてことは微塵も思わなかったが、部屋を出て足早に洗面所に向かい、歯を磨き、顔を洗い、髭を剃る。
「そういえば、子供の頃イチゴ味の歯磨き粉とかあったなぁ」
なんてことも考えるはずはない。
部屋に戻ってメシをどうしようか悩んだ。
「昼起きなんだから家にある物を適当に食えばいいんだよ」とkeiの声。
「何かパン食べたくない?やっぱパンだよ」
と別のkeiの声。
二人は激しく言い争いだした。
俺の中で葛藤が始まる。
「こ、これはどうするべきか…」
すでに悩み始めて30分が経過していた。
そんなこともやっぱりない。
迷わず駅のパン屋へ。
いつも食べてるパンを買い、ついでにサラダを買って帰る。
コップに野菜ジュースを注ぎパンを食べ始め、ふとテレビを見るとすでに『ごきげんよう』になっていた。
「しまった!部活忘れてた。」
といっても最初から休むつもりだったから関係ないのだ。
水曜は部活のことを考えて5限だけにしてある。
部活へ行かないとこれほど暇な日はない。
メシを食べ終え、洗濯したり、掃除機かけたり、ネットをいじったりして三時まで過ごした。
相当授業までは時間があったが、薬をもらいに診療所に行くため早めに家を出ることにした。
どうやら風邪を引いてしまったらしい。
「ごほごほ、ごほごほ、ぐえ〜・・・」
時たま吐きそうな位の咳をすると泣きたくなる。
寒そうだから黒のカーディガンを羽織り、コンバースを履く。
靴紐が汚れている。
その汚れで過去のことを思い出したりはできないけれど、毎日自分はちゃんと歩いて、生きているんだって思った。
部屋を出るとちょうど同じ大学の先輩に出くわし、バイクに乗せてってもらうことになった。
天気はいまいちなものの、5月の風は心地良い。
いつもとは違う目線で周りの景色を眺めながら学校へ向かった。
診療所へ行き薬をもらって、
「時間もあることだし、勉強でもしよう」
と、一目散に図書館へ。
まさか、そんなはずはない。
一応勉強道具は持ってきたけど、持ってきただけで満足な俺。
ちょっぴりかわいい。
結局授業が始まるまで、学校のパソコンを借りてホームページをいじってしまった。
本日唯一の授業に行き、学校の中では、ほぼ唯一の友達が来てない事に気付くと無性に悲しくなった。
いや、一瞬の悲しみだったな。
特には気にしない。
1コマのためにわざわざ来たのに、しっかり寝てしまった。
久しぶりに授業で寝たなぁ。
これはほんと。
僕まじめなんだから!!
授業が終わってようやく今日一日何にもしてないことに気が付いた。
「・・・」
「本でも買いに行こう」
池袋に行くため市ヶ谷の駅に向かった。
途中で野良猫にあった。
喋ってみたかったが、当然無理だった。
分かっていたけど、そんなことがもどかしかった。
信号を待ちながら、何気なく見上げた空はほんの少しオレンジ色に染まっていた。
俺はそんな瞬間が好きだ。
ほっとする。
自分にも明日は確実に来るだって実感できる。
明日の自分はいまごろ何してるんだろう。
なんてこと考えるより、早くうちに帰って友達とスーファミやらないとな!!!
って感じでした。
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