家庭教師をすることになった家の親子と会って来た。
中3のその女の子はどうやら不登校気味らしい。
全く学校に行ってないわけではなさそうだが・・・
母親から笑いながら(苦笑かもしれないが)学校へはほとんど行っていないと言われたときにはドキッとした。
不登校はそんなにも自然なことになってしまったのだろうか。
先入観かもしれないが、母親は「行きたくないなら行かなくてもいい」みたいな感じがあったように俺は思った。
余計なお節介かもしれないが、何とかしてその子を学校に行けるようにしてあげたいし、そうなって欲しいと思った。
泣いて嫌がる子に無理矢理行かせる必要はないと思うが、単なる甘えや、親の諦めで不登校を容認するのはよくないと思う。
小・中学校は「いま」しか行けないのだ。
良い事も、嫌なこともたくさん経験して欲しい。
学校へ行って学べることはホントに多いと思う。
勉強だけなら家でやればいい。
でも学校は勉強だけじゃない。
勉強以外のことを学ぶために学校へ行って欲しい。
俺にできること・・・
母親からは中学生として基本的な学力を身に付けさせたいと言われた。
それは俺のやることとして当然のことだ。
精一杯の力を尽くして教えてあげて、何とか学力の面だけでも学校へ行く自信を付けさせてあげたい。
そして、時折心の面でもサポートしてあげて少しでも学校へ行こうという気持ちを持たせてあげたい。
今度さりげなく母親に何で学校へ行かないのか聞いてみようと思う。
ただあんまり干渉はできない。
俺はその子の先生じゃないのだ。
そして親には親なりの考え方があるだろうし、俺はその子のことを何も知らないのだから・・・
色々考えながら一生懸命やっていこうと思う。
教科は当初は数学・英語だったが、俺が「国語をやりたいのですが、どうですか?」と聞いたら、その子は数学よりも国語のほうが自信がないらしく、結局国語・英語を教えることになった。
少しホッとした。
数学は自信なかったから・・・
時給は2000円だったが、初心者の俺がそんなに貰うわけにもいかないから1500円に下げてもらって、メシなども全て結構ですと言っておいた。
よく適当な仕事しかしないのに、金は精一杯貰うサギみたいな学生家庭教師がいるけど、あれはホントにどうかと思う。
もし自分が親の立場だったら、と考えたことがあるのだろうか。
お金を貰っておいてよく人を騙せるなぁと思う。
ともかくバイトが見つかってよかった。
まあ頑張ってみよう☆

それにしても昨晩からの興奮が冷め遣らん・・・
ライブのイメトレばっかやって、ますます興奮してる。
あ〜ROCKしてぇ〜!!!
授業中叫びそうになって毎時間やばかった!
終始ドキドキしてる☆

金原ひとみが文芸春秋で山田詠美の『放課後の音符』を賞賛してたから読み出したんだけど、全て高校生くらいの女の子の視点から描かれていて「これはちょっと・・・」という感じだった。
でも作品的には面白そうだから読んでる。
女の子が読んだらすごい分かるんだろうなぁ・・・
俺は山田詠美の文体がすごい好きだ。
遠まわしに書いてあるんだけど言おうとしてることが分かる、みたいな。
あと思春期の子供から見たオトナがすごいうまく表現してある。
『僕は勉強ができない』はホントよかったな。
最近いろんな本を乱読しすぎて混乱してる。
どれも最後までは読んでるんだけどね。
今月はかなり読んでるなぁ。

コメント

kei

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

日記内を検索