腰痛が耐え切れず、ART-SCHOOLのアンコールを見ず・・・という結果に終わってしまったが・・・

最初はシアター・ブルック、そして、二番目がART-SCHOOLだった。

シアター・ブルックはホントに安定してる。
危なげさは微塵もない。

一発目はキャロル・キングのカバーから始まり、昨年末に出たニューアルバムを中心に、過去の名曲を交えつつのセットリストだった。

けれど、自分的には過去の曲の方が好きなので残念だった。

彼らのロックはホントに完成されてる。
タイジはこれでもかと言わんばかりにギターを掻き鳴らし、叫び、リズム隊も(リズム隊なのに)うおっ!って思うくらいのプレイ。

ただ、そんな彼らに言える事はただ一つ。

もうシアター・ブルックは新宿ロフトのバンドじゃない。

今日、この場所にいた多くの人の目にはART-SCHOOLが映っていた。期待するのは、惹きつけられるのはART-SCHOOLだったと思う。

絶壁頭でマッシュルームカットの貧弱な男が掻き毟る音と叫ぶ歌は、神経丸出しの知覚過敏だった。

ストレートに伝わってくる。

「こんな俺でも今ここにいる。ここで唄ってる」

そんな叫びが聞こえた気がした。

個人的には、好きな曲とそうでない曲が混じってるバンドだから、なんとも評価がし難いが、ただ、なんとなく嬉しかった。

彼らのようなバンドが日本にいたことが、
そして、彼らの音楽を求めるリスナーも多くいたことが。

ART-SCHOOLは間違いなく新宿ロフトのバンドだった。

これから、日本の音楽シーンに何かが起こる。
そう信じたい気分になった。

フライングVの爆音で全てを壊して欲しいと思った。

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kei

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