20060308

2006年3月8日 music
20060308
木村カエラ 『Circle』

「2ndにして最強のアルバム完成」
とか、宣伝文句にあるけど、どうだ?

これでいいのか木村カエラ?

あの一年前、渋谷AXで見た初々しい、だけど飾り気もなく全力で突っ走るボーカリストはどこ行った?

くるりの岸田繁とか、奥田民生、クラムボンのmito、アスパラガスの渡邊忍、ブラッドサースティブッチャーズの吉村氏や田淵ひさ子、ファーストアルバムに引き続き曾田茂一とか豪華メンバーだけど・・・

俺が聞きたいのは、

「あの天才・山沢大洋はどこ行ったの?」

1stとは全然雰囲気が違う。
前作のような弾ける感じのアップテンポの曲はなく、全体的にゆったりとした感じ。
自分的には前作が好きすぎただけに物足りなかった。
歌の技術は格段にアップしてるだけに、この路線の方がいいのかな?とかも思うけど・・・何とも言い難い。

最新曲の『YOU』は良い。
この曲こそ、いまの木村カエラのボーカリストとしての力が遺憾なく発揮されてる。
他の曲は今後の方向性を模索してるとしか言えん。
というか、そう思いたい。

正直、何をしたいのか伝わってこない。

だけど、このアルバムの真髄はラストにあった。

『C-hildren』 music:田淵ひさ子

最高すぎる!!!これに3千円払った感じ。
この疾走感、このエッヂの効いた分厚いサウンド・・・ロック!!
ナンバガ、ブッチャーズで経験を積んだ田淵ひさ子にしか作れない。
木村カエラにしか歌えないロック!!!
この路線でアルバム作ったらどうなるんだろ・・・凄すぎて恐い。

山沢大洋氏が戻ってこないのなら、次回からのプロデュースは田淵ひさ子にぜひお願いしたい!!!

頼むから、木村カエラを「商品」にしないでくれ、、、

コメント

kei

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